サイトを公開したあとに「なぜ検索に出ないのか」と悩む方の多くは、実は基本的な設定が抜けているケースがほとんどです。
コンテンツの質を上げる前に、まず技術的な設定が正しいかを確認することが重要です。どれだけ良い記事を書いても、noindexが設定されていたりインデックスされていなければ意味がありません。このチェックリストでまず土台を固めるところから始めましょう。
優先度:高(まず確認する)
1. titleタグが設定されている
各ページに固有の<title>タグが設定されているか確認します。全ページ同じタイトルはNGです。
- 文字数の目安:30〜35文字(日本語)
- 重要キーワードをタイトルの前半に入れる
2. meta descriptionが設定されている
検索結果に表示される説明文です。設定がないとGoogleが本文から自動生成しますが、クリック率が下がる傾向があります。
- 文字数の目安:60〜80文字(日本語)
- 各ページで固有の内容にする
3. h1タグが1つだけある
1ページにh1は1つだけ設定します。ページのテーマを明確に表すテキストを入れましょう。
4. canonicalタグが設定されている
重複コンテンツを防ぐための正規URLを指定します。特にECサイトやパラメータ付きURLがあるサイトでは必須です。
<link rel="canonical" href="https://example.com/page/">
5. noindexが意図せず設定されていない
<meta name="robots" content="noindex">が本来インデックスしたいページに入っていないか確認します。テスト環境からの設定ミスが多いです。
6. ページがGoogleにインデックスされている
Google Search Consoleで「URL検査」を実行し、対象ページがインデックス済みか確認します。
優先度:高(技術的な基盤)
7. HTTPSに対応している
https://で始まるSSL対応は、Googleのランキング要因のひとつです。http://のままのサイトは早急に対応しましょう。
8. XMLサイトマップが送信されている
Google Search ConsoleからXMLサイトマップを送信することで、クロールされやすくなります。
9. robots.txtが正しく設定されている
クロールしてほしくないページをDisallowで指定します。全ページをブロックしてしまっている設定ミスに注意してください。
10. ページ速度が十分速い
Googleの「PageSpeed Insights」でスコアを確認します。特にモバイルのLCPが2.5秒以内が目安です。
優先度:中(コンテンツの質)
11. 見出し構造が正しい(h1〜h6)
h1 → h2 → h3 と階層順に使います。h1の下にいきなりh4が来るような飛ばし使いは避けましょう。
12. altテキストが画像に設定されている
<img>タグのalt属性に画像の内容を表すテキストを入れます。空白や「image001.jpg」のようなファイル名はNGです。
13. 内部リンクが適切に設置されている
関連するページ同士をリンクでつなぎ、ユーザーとGoogleのクローラー両方が回遊しやすい構造にします。
14. コンテンツが十分な情報量を持っている
検索意図を満たす情報量があるか確認します。薄いコンテンツは評価されにくい傾向があります。
15. 重複コンテンツがない
同じ内容のページが複数存在する場合は、canonicalタグやリダイレクトで整理します。
優先度:中(ユーザー体験)
16. モバイル表示が崩れていない
Googleはモバイルファーストインデックスを採用しています。スマートフォンで表示を確認し、テキストやボタンが使いやすいか確認します。
17. OGP(Open Graph)が設定されている
SNSでシェアされたときにタイトル・説明文・画像が正しく表示されるよう、OGPタグを設定します。
<meta property="og:title" content="ページタイトル">
<meta property="og:description" content="説明文">
<meta property="og:image" content="https://example.com/og.png">
18. 404ページが適切に表示される
存在しないURLにアクセスしたとき、ユーザーをトップページや関連ページに誘導する404ページを用意します。
優先度:低〜中(上級者向け)
19. 構造化データが設置されている
FAQやパンくずリスト、商品情報などに構造化データ(JSON-LD)を追加すると、リッチリザルトとして表示される可能性があります。
20. Core Web Vitalsの3指標が基準を満たしている
| 指標 | 意味 | 目標値 |
|---|---|---|
| LCP | 一番重い要素の表示速度 | 2.5秒以内 |
| CLS | レイアウトのズレ | 0.1以下 |
| INP | 操作への反応速度 | 200ms以内 |
チェックリスト:一覧まとめ
| 優先度 | 項目 |
|---|---|
| 高 | titleタグが設定されている |
| 高 | meta descriptionが設定されている |
| 高 | h1タグが1つだけある |
| 高 | canonicalタグが設定されている |
| 高 | noindexの設定ミスがない |
| 高 | ページがインデックスされている |
| 高 | HTTPSに対応している |
| 高 | XMLサイトマップが送信されている |
| 高 | robots.txtが正しい |
| 高 | ページ速度が十分速い |
| 中 | 見出し構造が正しい |
| 中 | altテキストが設定されている |
| 中 | 内部リンクが適切 |
| 中 | コンテンツに十分な情報量がある |
| 中 | 重複コンテンツがない |
| 中 | モバイル表示が正常 |
| 中 | OGPが設定されている |
| 中 | 404ページがある |
| 低〜中 | 構造化データが設置されている |
| 低〜中 | Core Web Vitalsが基準を満たしている |
全部一気にやろうとせず、優先度「高」の項目から順番に確認していくのがおすすめです。技術的な設定が整ったら、次にコンテンツの質に移る——この順番を守るだけで、多くの「なぜ検索に出ないのか」問題は解決します。上記の項目をまとめてチェックしたい場合は、このサイトの診断ツールをURLを入れるだけで使えます。
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